アンサンブル・伴奏に関する記事一覧
自分で譜めくりできる楽譜の作り方① 【伴奏が同じで言葉が異なる時に、歌詞を下に貼る(La danzaを例に)】
伴奏する時、基本的にピアニストは楽譜を見ます。その時に、「自分で譜めくりする場所がない」といった問題にはよくぶつかります。最近では電子機器で本番をやる人も増えてきて、めくるのがスムーズになっているとはいえ、まだ紙の楽譜で本番をやる人の方が圧倒的に多いです。そんな時に役立つ方法の一つを紹介します。
商売人ではなく表現者になるためには【作品と商品の違い by西野亮廣】
西野亮廣さんの今日のVoicyで、芸術家が共有すべきであろうことをおっしゃっていました。そんな話から、曲をたくさん抱えやすい伴奏者が気をつけるべきことなどを考えました。
本来ない音を足してリズム感を得る練習法【日本人とアウフタクト】
世の中には色々な練習法があります。そのうちの一つ、もともと楽譜に書かれていない音を追加して練習するというという方法もあります。結果的に、良いリズム感を掴むことができます。おそらく一般的な日本人が、苦手とする8分の6拍子を例に出します。
詩や台本に立ち返る【音が生まれる前の「言葉」へ】
歌曲やオペラなどの言葉がついている曲は、基本的に作曲家は詩や台本を横に置いて、譜面を書きました。今回は「音が生まれる前の言葉」へ立ち戻ることについて考えました。エッセイ調です。
前奏に歌詞をつけてみる【「ドレミ」で歌うよりも内容を伝えられる】
歌曲やオペラアリアでは、歌の旋律と同じ旋律が前奏にあることがよくあります。そんな時、何も考えず「ドレミ」で感じて弾くよりも良い方法があります。それは、歌詞をつけて歌いながら弾いてみることです。理由は、その方が歌詞の内容を音だけでも伝えられるからです。
伴奏者も暗譜するべき?【結論:暗譜で弾くことを想定して練習することは大切】
声楽の伴奏をする時、歌手は暗譜でも、伴奏者は基本的に楽譜を置くのが今日の主流です。ですが、グールドはvn.ソナタでも歌の伴奏でも全て暗譜で弾いていました。結論、暗譜で弾くことを想定して練習することは大切です。理由は、暗譜しようと思うと、使う脳が変わるからです。
伴奏パートを弾く前に、歌(楽器)のパートを歌う【アンサンブル・伴奏・ピアノ】
焦っていきなり伴奏のピアノパートに取りかかって、とりあえず弾けるようにしようと取り掛かると、たいてい失敗します。歌詞も歌もわからずいきなり弾き出してしまうと、結局時間がかかります。結論、【伴奏パートを弾く前に、歌(楽器)の旋律を歌う】です。