思考・日常(音楽)

音楽のオンライン配信が増えてきました。日常的に世界的アーティストや友達の演奏が聴けるのは嬉しいです。ですが、やはりオンラインだけでは厳しいのも現状です。オンライン配信で共有しにくいものを考えてみます。

思考・日常(音楽) 練習

日常の生活を送っていると、緊急で重要な事柄ばかりに目がいってしまいます。音楽だったら、次の本番、次の合わせ、次の稽古などです。それがコロナで少なくなり、緊急ではないけれど重要なものに手を付けられるようになってきました。今回は、『七つの習慣』の中から、「時間管理のマトリックス」を紹介します。

思考・日常(音楽)

先日、youtubeにアルゲリッチのショパンの《ピアノソナタ第3番》の映像がアップされました。ソロを弾かないと言っていたアルゲリッチがソロを弾いたということで、2020年の事件ですね。面白いと思ったところはいっぱいあるのですが、第4楽章冒頭のエネルギーの使い方に注目します。

楽曲解説

オペラの序曲や間奏曲の中でも、最も単独で取り上げられることが多い曲の一つ、《カヴァレリア・ルスティカーナ》の間奏曲についてです。この曲の美しさはどこからくるのかを考えてみました。結論からいうと、「楽器編成」に秘密があります。

思考・日常(音楽) 練習

時間がないと、楽譜をもらってすぐに弾いて(歌って)しまう。ですが、本来はその前にやるべきことはたくさんあります。世界で活躍するメゾソプラノ、藤村実穂子さんの練習法をご紹介します。

言説

今回は、シューベルト「ピアノソナタ 第17番」二長調 D850 のいろいろなピアニストの演奏について述べたものです。演奏について語るときに村上春樹の語ることばもなかなかキレキレです。独特の表現が目立ちます。

言説

ショパンのことを考えていたら、ふとトカルチュクの小説を思い出しました。『逃亡派』という小説に、「ショパンの心臓」という断片があります。オルガ・トカルチュク Olga Nawoja Tokarczuk(1962-)は、ショパンと同じポーランドの小説家です。2019年にノーベル文学賞も受賞しています。

言説

ショパンはオペラが好きだった、とよく言われますね。弟子らの証言からも、ショパンの音楽の理想は良い歌だったとわかります。普段ピアノのレッスンでも、「もっと歌うように」と言われたり言ったりすると思いますが、ショパンも頻繁に弟子たちに言っていたようです。

思考・日常(音楽)

6月28日(日)まで、練馬区立美術館にてショパンの展覧会がやっています。是非行くべきです。良かった理由を3つにまとめると、①自筆譜をこの目でみることでショパンへの親近感が湧く、②歴史的背景がわかる、③ショパンがいかに人々から愛されているかわかる、です。

楽曲解説

ショパン(1810 - 1849)が残した4曲のバラードは、ピアノ作品における「バラード」というジャンルを確立しただけでなく、様々な音楽要素を取り入れることで新たな音響形式を生み出したと言える。「バラード」とはもともと文学上の用語であり、叙事詩と抒情詩を混ぜ合わせた中間的な性格をもち、それに加えて物語性のある詩のことである。