レチタティーヴォに関する記事一覧


レチタティーヴォ

モーツァルトのレチタティーヴォ・セッコの自筆譜を見ると、面白いことがわかります。今日は、モーツァルトがイタリア語を書く時に単語を間違えちゃったという小ネタです。人間モーツァルトを垣間見ることができるのではないでしょうか。

オペラ レチタティーヴォ

テンポは作曲家が決めるもの、と思われがちですが、実は台本作家がある程度決めてしまっているとも言えます。というのも、台本の韻文によってリズムが変わり、テンポ感も変わるからです。イタリア・オペラの韻文の基本的なことから、実際の楽曲まで見てみましょう。

レチタティーヴォ

以前の記事で書いた《コシ・ファン・トゥッテ》のレチタティーヴォ・セッコについての続編です。今回は、減七の和音が使われる箇所に注目します。結論から言うと、減七の和音が使われる箇所は、短三和音が続けて使われる箇所と同様、「不幸」の予感がある箇所です。減七の和音が続けて使われる箇所は、また別の要素も入ってきます。

レチタティーヴォ

以前の記事で書いた《コシ・ファン・トゥッテ》のレチタティーヴォ・セッコについての続編です。レチタティーヴォ・セッコの和声分析は、世の中にほとんどありません。今回は、短三和音が使われる箇所に注目します。結論から言うと、短三和音が続けて使われる箇所は、「不幸」の予感がある箇所で用いられています。

レチタティーヴォ

楽曲の和声分析は世の中にたくさんありますが、レチタティーヴォ・セッコの和声分析はほとんどありません。しかし分析してみると面白いのです。特にモーツァルトのレチタティーヴォ・セッコは緻密に計算されて作られています。今回は、モーツァルトのセッコによく出てくる定型を紹介します。

レチタティーヴォ

18世紀半ば以降のナポリには、レチタティーヴォのみを作曲する人がいました。その人は、本番ではレチタティーヴォ・セッコのチェンバロを弾いていたようです。 日本が世界に誇るオペラ研究家の山田高誌さんの研究から紹介します。

レチタティーヴォ

レチタティーヴォ・セッコの通奏低音に目を向けたことはあるでしょうか?普段何気なく歌ったり、耳にしているレチタティーヴォ・セッコですが、通奏低音の進行に注目すると、色々と見えてきます。今回は、《コシ・ファン・トゥッテ》の中から、珍しいレチタティーヴォ・セッコを紹介します。