思考メモ【優先順位、記録、フェーズ変化】
自分用の思考メモです。
メモ魔なので、こういった思考は今はRoam Researchにまとめています。
そこからの抜粋と編集。
優先順位をつけるのは予想以上に難しい
大学の学部生の時にお世話になった先生の言葉が響きます。
博士課程の時はずっと博論のことを考えていた
自分はそこまでできていませんが、それくらいやらなければならない世界。
というわけでツイートやブログ投稿は減っています。
とはいえコンサートやオペラもそれなりにあり、いかに優先順位をつけていくか。
優先順位をつけるのは、人が思っている以上に難しいのでは、と最近思います。
今の自分の優先順位の最上位は、論文。
そうなると発信も途切れ途切れとなり…どちらもできる人が本当にすごいと思います。
自分はどちらかというと、集中している物事に一点で没頭してしまうので、優先順位が低いものはどうしても後回しとなってしまいます。
昨年の7月頃の優先順位の最上位は、ブログを更新する、ということだったので、書き終わらないと次の物事をしないという状態でした。
でもこれくらいやるからこそ見える世界というのも確実にあります。
出来ないと思っていても出来たことは多い
自分はメモが好きなので、物心ついた時からメモは多く残っています。
時間の管理も習慣付いていて、3年前の何時に何をしていたとか、昨年の今日何を考えていたか、というのはメモ・日記・手帳を見れば大体わかります。
昨年の今頃、コンサートを企画して演奏して、論文も書いて、というのをどのようにこなしていたのかな?とふと思い過去の記録を見てみました。
どうやら、まとまった時間の取れる1日でガーッとやり切るというのを繰り返していたようです。
この時の集中力は結構あったようで、自分が思っているスピード以上のものが出ていたようです。
そのためにも、丸1日空ける日は意図的に作るべきだといつも思っています。
未来は予想できないとよく言いますが、自分の能力についても過信することもあれば、時に低く見積りすぎることもあるなあと思っているところです。
今は出来なさそうと思っているが、案外出来てしまうのかもしれない。
こういうことからも、日々の出来事や感情を記録していると後々役に立つことが多いです。
ピアノ・ノート【記録の必要性】
チャールズ・ローゼンの本ではありません。笑 音楽は非常に繊細なものですので、ちょっとした感覚の違いで不思議なほど大きく変わることがあります。だからこそ、その日良かった感覚や違和感を感じたことなどをメモしておきます。
人には色々なフェーズがある
人生、色々なフェーズがあると思います。
- 表でバーンと目立ち、実際に華やかな時期
- 表では目立つが、裏では悩みを抱えている時期
- 全く表には現れないが、裏で猛烈に虎視眈々と準備している時期
- 本当に何もできていない時期
どれも必要だなと思いますが、どれか1つをずっと続けることは精神的にも肉体的にもできないのではないかと思います。
だからこそ、コンクールで華々しく1位を取った音楽家がその後に修行で籠ったり、有名な芸能人が急に命を絶ってしまうということがあるのかと思います。
バランスよく自分を保つというもの、これまた必要な技術なのだと思わされます。
芸術家は特に繊細な心の持ち主が多い。
この辺りのコントロールも、「技術」として常に磨いていくべきだと思います。
自分は今、次のフェーズを見据えて、猛烈に虎視眈々と準備している時期に相当するのかなと思っています。
まとめ
今回は思考メモでした。
たまにはこういうのも自分の整理にもなって良いです。
時折ラジオも更新しています。
高橋健介 KENSUKE TAKAHASHI Official Website
ピアニスト 高橋健介の公式ウェブサイトです。埼玉県出身。大宮光陵高校音楽科ピアノ専攻卒業。東京藝術大学楽理科を首席で卒業。同大学大学院音楽研究科音楽学専攻修了。在学中、同声会賞、アカンサス音楽賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。日本声楽家協会講師、二期会研修所ピアニスト。