練習に関する記事一覧
本来ない音を足してリズム感を得る練習法【日本人とアウフタクト】
世の中には色々な練習法があります。そのうちの一つ、もともと楽譜に書かれていない音を追加して練習するというという方法もあります。結果的に、良いリズム感を掴むことができます。おそらく一般的な日本人が、苦手とする8分の6拍子を例に出します。
音楽家もアスリート!?【為末大「統計で行けば例外のような世界が、トップアスリートの世界」(『Winning Alone』より)】
「統計で行けば例外のような世界が、トップアスリートの世界だ。」「侍ハードラー」「走る哲学者」などの愛称がある為末大(1978-)さんの言葉です。音楽の世界でも、巨匠たちはみな「例外的」と言って良いでしょう。為末大さんの言葉には、経験を言語化した説得力があります。
マインドフルネス・プレイング(造語)【瞑想と演奏を組み合わせる方法】
今回は、瞑想と演奏を組み合わせたマインドフルネス・プレイングを紹介します。「マインドフルネス・プレイング」という言葉は私の造語ですし、やり方もオリジナルですが、他で紹介されていたら教えてください。瞑想とピアノを組み合わせられないかという発想が出発点です。
指揮者カザルスの譜読みの手順【分析→歌→ピアノ→やっとチェロ→指揮】
今回はカザルスが指揮をする時に、どのように譜読みをしたかについてです。結論、分析→歌→ピアノ→やっとチェロ→指揮、という手順を踏んでいました。やはり、実際に歌ってみることの重要性を感じます。
メニューインとヨガ【楽器を持たない練習法と呼吸法】
以前『ハタヨガの真髄』という本を読んでいたら、最初の方の「推薦の辞」を書いているのがメニューインでした。このメニューインって、あのヴァイオリニストのメニューイン!?そうです。ヴァイオリニストのメニューインは、ヨガ行者アイアンガーに出会い、ヨーロッパ各地でヨガを広めた人でもあるのです。
日常のタスクからどうやって「演奏モード」に切り替えるか【結論:ブレスを変える】
スマホが当たり前になった2020年。常に色々なところから連絡が入るし、刺激的なニュースも頻繁に入ります。そんな中、没頭して演奏モードに入るのは正直難しいです。どうすれば良いのか現時点で考えたことですが、結論はブレスを変える、です。
スタジオで練習すると捗る理由【結論:有限性】
スタジオを取って練習した時に、いつもよりも捗った経験は誰もがあるのではないでしょうか。なぜか家や大学で練習する時の数倍くらい、集中力が増します。気づきや、発見もいつもよりあります。その理由は、有限性にあります。
『七つの習慣』の「時間管理のマトリックス」を音楽の練習に当てはめる【緊急ではないけれど重要なもの】
日常の生活を送っていると、緊急で重要な事柄ばかりに目がいってしまいます。音楽だったら、次の本番、次の合わせ、次の稽古などです。それがコロナで少なくなり、緊急ではないけれど重要なものに手を付けられるようになってきました。今回は、『七つの習慣』の中から、「時間管理のマトリックス」を紹介します。
弾く(歌う)前に楽譜を読む【藤村実穂子さんの練習法から】
時間がないと、楽譜をもらってすぐに弾いて(歌って)しまう。ですが、本来はその前にやるべきことはたくさんあります。世界で活躍するメゾソプラノ、藤村実穂子さんの練習法をご紹介します。
ポモドーロテクニックを使った楽器の練習法
練習していても、集中力が続かない。もっと効率よく練習したい。 そんな経験あると思います。今回はそんな時に使える練習法、ポモドーロテクニックを紹介したいと思います。テクニックといっても、こんな風に演奏したら上手くなる、といった話ではありません。