タグ:discourseが付いている記事一覧
言葉と音の往来【楽曲解説を書く】
最近は、楽曲解説を書いていました。 こちらの北川暁子先生のリサイタルのための解説です。 今は藝大の名誉教授でいらっしゃり、私は先生が大学にいらっしゃった時からお世話になっています。 なんと言っても今回の目玉は《ディアベリ […]
商売人ではなく表現者になるためには【作品と商品の違い by西野亮廣】
西野亮廣さんの今日のVoicyで、芸術家が共有すべきであろうことをおっしゃっていました。 そんな話から、曲をたくさん抱えやすい伴奏者が気をつけるべきことなどを考えました。 西野亮廣エンタメ研究所 by キングコング西野/ […]
日本人唯一の共演ピアニスト!?小林道夫が語るフィッシャー=ディースカウの3つの印象【思いやり、懐の深さ、自分の時間を大切にする】
※以下、タイトルと見出し以外は「先生」付きで呼ばせていただきます。 小林道夫先生は、フィッシャー=ディースカウと共演した唯一の日本人ピアニストではないでしょうか。 残っているライブ録音のCDのライナーノーツから、貴重なエ […]
フィッシャー=ディースカウが暗記しようとした唯一の専門書【フランツィスカ・マルティーンセン=ローマン『歌唱芸術のすべて』】
声楽に関する様々な事柄が書かれた書籍を紹介します。 引用してみると、けっこう固い言葉が多いですが、なるべくわかりやすくしていきます。あのディースカウも絶賛したほどの本です。 声楽以外の方にも共通するような事柄をピックアッ […]
カザルスの言葉②【テクニックは手段】(ジェラルド・ムーアの警鐘)
以前もカザルスの言葉を紹介しました。 今回は「テクニック」に対する考え方について、カザルスが述べたことを紹介します。 また、名伴奏者のジェラルド・ムーアが、彼に対して述べた言葉も示唆に富んでいます。 テクニックに対する基 […]
三点倒立とストラヴィンスキー【行き詰まった時の解消法】
天才たちの一風変わった習慣が満載の『天才たちの日課』から、ストラヴィンスキーの習慣を紹介します。 行き詰まった時には、三点倒立をしたそうです。 現代ではヨガの流行により、これを行っている人も多いかもしれません。 メリット […]
村上春樹『職業としての小説家』に学ぶ「職業としての音楽家」【時間を味方につける】
村上春樹が平易な文章で書いた『職業としての小説家』には、音楽家も学べる内容がたくさん書かれています。 『職業としての小説家』を読むことで、「職業としての音楽家」について考えることができると言えるでしょう。 今回はその中か […]
音楽について語るときに村上春樹の語ることば【シューベルトのピアノソナタ②】
今回は、以前こちらの記事で書いたことの続きです。 以前の記事では、シューベルトの作品自体の村上春樹の言葉を紹介しました。 音楽について語るときに村上春樹の語ることば【シューベルトのピアノソナタ】 村上春樹さんは、説明する […]
トカルチュク『逃亡派』と「ショパンの心臓」
ショパンのことを考えていたら、ふとトカルチュクの小説を思い出しました。 『逃亡派』という小説に、「ショパンの心臓」という断片があります。 トカルチュクとは オルガ・トカルチュク Olga Nawoja Tokarczuk […]
ショパンと歌(手首で呼吸!?)
ショパンはオペラが好きだった、とよく言われますね。 弟子らの証言からも、ショパンの音楽の理想は良い歌だったとわかります。 普段ピアノのレッスンでも、「もっと歌うように」と言われたり言ったりすると思いますが、ショパンも頻繁 […]