楽曲解説に関する記事一覧


楽曲解説

イタリアで生まれ、ドイツで活動したフェルッチョ・ブゾーニ Ferruccio Busoni(1866 - 1924)は、優れたピアニストだっただけでなく、作曲家、編曲家、指揮者、教育者などとして多方面で業績を残した。

楽曲解説

バッハの《平均律クラヴィーア曲集》は音楽の旧約聖書、ベートーヴェンの《ピアノ・ソナタ》は新約聖書としばしば例えられるように、変奏曲史上でもバッハの《ゴルトベルク変奏曲》と本作品は「至高の変奏曲」として並置される。作曲は1819年に着手されるものの一度中断し、1822年になってから《第九》の第1楽章と並行して進められた。

楽曲解説

全6曲からなる《無伴奏チェロ組曲》は、独奏楽器としてのチェロの可能性を初めて探求した作品と言え、姉妹曲集《無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ》と並んで音楽史上の名曲集である。

楽曲解説

フランス印象派の作曲家ドビュッシー(1862 - 1918)が、1915年7月から8月の短期間にノルマンディー地方の海辺の避暑地プールヴィルで一気に書き上げたソナタである。同じ時期には2台ピアノのための《白と黒で》やピアノ独奏用の《12の練習曲》を作曲するなど、創作意欲が盛んな時期であった。

思考・日常(音楽) 楽曲解説

楽曲解説を書くたびに、音楽をどう言葉にするかという壁にぶち当たる。そんな時はこの文章を思い出す。「お気に入りの音楽に、思い思いの言葉を貼りつけてみよう。音楽はただ粛々と聴き入るためだけではなく、自分だけの言葉を添えてみるためにこそ、そこに在るのかもしれないのだ。」岡田暁生

楽曲解説 演奏会・コンサート

Kotoba to Oto Vol. 1のプログラムノートを公開します。普段、頼まれて解説を書くときは、わりと堅苦しく書きますが、今回はラフに書きました。オンライン配信をご視聴してくださる方は、こちらの記事をご覧ください。

楽曲解説 歌曲

詩人と作曲家の考えは必ずしも同じではないという例を、リチャード・ミラーの著作から紹介します。まだ邦訳はありません。歌曲の解釈は、オペラなどに比べてもより自由なところに面白みを感じます。詩人が書いたテキストを作曲家がどう感じるかも自由なのですから。

楽曲解説

このソナタはショパン(1810 - 1849)が1845年から翌年にかけて作曲し、生前に出版された最後の作品となった。ショパンはピアノとチェロのための作品を他にも2曲残しており、彼がチェロを好んでいたことがうかがえる。有名なチェリストで、ショパンの親友だったオーギュスト・フランショームに捧げられ、1848年2月14日、サル・プレイエルでのショパン最後のパリ演奏会で2人が共演している(第1楽章を除く)。

楽曲解説

オペラの序曲や間奏曲の中でも、最も単独で取り上げられることが多い曲の一つ、《カヴァレリア・ルスティカーナ》の間奏曲についてです。この曲の美しさはどこからくるのかを考えてみました。結論からいうと、「楽器編成」に秘密があります。

楽曲解説

ショパン(1810 - 1849)が残した4曲のバラードは、ピアノ作品における「バラード」というジャンルを確立しただけでなく、様々な音楽要素を取り入れることで新たな音響形式を生み出したと言える。「バラード」とはもともと文学上の用語であり、叙事詩と抒情詩を混ぜ合わせた中間的な性格をもち、それに加えて物語性のある詩のことである。