思考・日常(音楽)に関する記事一覧
指導言語のアウトプットとインプット(為末大学の動画から)【「起きている現象そのままを描写するもの」と「そのようなことを意識しながら動いた方が結果的に良くなるもの」】
今回は、「為末大学」の動画から、面白いものを見つけたので紹介します。教える際、または教えてもらう際に、「アウトプットされたものを描写したもの」と「インプットするときの意識を話したもの」を意識して使いわけろ、ということです。音楽の指導の現場でも同じことが起こっています。
「畏敬の念」は体内の炎症レベルを下げる【「過去・現在・未来」を結びつける音楽の力】
音楽を聴いたり弾いたりして、時を忘れたと言う経験は誰もがありますよね。今回は、音楽に「畏敬の念」を抱くということが、人間にどう作用するのかをまとめました。鈴木祐さんの『最高の体調』によると、畏敬の念を抱くことによって、体内の炎症レベルを下げる効果があるそうです。また、畏敬の念を感じることで「過去・現在・未来」という時間に変化が起きます。
楽譜の景色【外的な景色と、内的な景色】
楽譜には景色があると思っています。昔読んだ岩城宏之さんの本に『楽譜の風景』というタイトルのものがありましたが、この言葉の影響かもしれません。今回は、楽譜の景色を、外的な景色と内的な景色に分けて考えてみます。
ドラムのハイハットを消毒液スタンドにしたパール Pearlの発想の転換【ピアノをスタンディングデスクにしてた話】
パール Pearlと言えば、ドラムで世界的に有名なメーカーです。そのパールがなんとコロナ対策商品として、ドラムのハイハットを元に、「ペダル式消毒液スタンド」を作ったそうです。これがまた注文殺到とのこと。発想の転換が素晴らしいと思いました。そんなことから、グランドピアノをスタンディングデスクとして使っていた話まで。
愛する気持ちを表現するってどういうこと!?【プルチックの「感情の輪」より】
オペラや歌曲をやっていれば、「愛する」気持ちを歌う曲は多いです。でもどうやって表現するかわからない、そもそも愛ってなに?といった課題にぶち当たるかもしれません。そんな時に参考になるのは、プルチックの「感情の輪」という考え方です。この考え方では、「愛」を「喜び+信頼」で捉えます。
日常のタスクからどうやって「演奏モード」に切り替えるか【結論:ブレスを変える】
スマホが当たり前になった2020年。常に色々なところから連絡が入るし、刺激的なニュースも頻繁に入ります。そんな中、没頭して演奏モードに入るのは正直難しいです。どうすれば良いのか現時点で考えたことですが、結論はブレスを変える、です。
詩や台本に立ち返る【音が生まれる前の「言葉」へ】
歌曲やオペラなどの言葉がついている曲は、基本的に作曲家は詩や台本を横に置いて、譜面を書きました。今回は「音が生まれる前の言葉」へ立ち戻ることについて考えました。エッセイ調です。
スタジオで練習すると捗る理由【結論:有限性】
スタジオを取って練習した時に、いつもよりも捗った経験は誰もがあるのではないでしょうか。なぜか家や大学で練習する時の数倍くらい、集中力が増します。気づきや、発見もいつもよりあります。その理由は、有限性にあります。
音楽のオンライン配信で共有しにくいもの【味覚、嗅覚、触覚】
音楽のオンライン配信が増えてきました。日常的に世界的アーティストや友達の演奏が聴けるのは嬉しいです。ですが、やはりオンラインだけでは厳しいのも現状です。オンライン配信で共有しにくいものを考えてみます。
『七つの習慣』の「時間管理のマトリックス」を音楽の練習に当てはめる【緊急ではないけれど重要なもの】
日常の生活を送っていると、緊急で重要な事柄ばかりに目がいってしまいます。音楽だったら、次の本番、次の合わせ、次の稽古などです。それがコロナで少なくなり、緊急ではないけれど重要なものに手を付けられるようになってきました。今回は、『七つの習慣』の中から、「時間管理のマトリックス」を紹介します。