ブログの執筆のツール【種々のツールを経由することは、演奏の環境を変えることに似ている】

思考・日常

ブログの記事も44記事目になりました。

気分転換にちょっと音楽から離れて(最終的に戻ります笑)、ブログを書くときの執筆ツール(アプリ)を紹介します。

ちなみにパソコンはMac Book Airの2020年のモデルを使ってます(発表当日に予約しました)。

新しいソフトができると日々試したりしているので、刻々と変わっていきますが、現時点での情報です。

基本的な流れ

  1. Daynalistでアウトラインを作る
  2. Ulyssesで下書きする
  3. WordPressに転送して、手直しする

Daynalist

(↑クリックするとサイトに飛べます。以下同様。)

2018年10月に出会って、そこから毎日使っています。
使い道は、ネタのストックとアウトラインの作成です。

先日の記事「畏敬の念」は体内の炎症レベルを下げる【「過去・現在・未来」を結びつける音楽の力】のアウトラインはこんな感じです。

タイトルはこのあと変わっていますね。

無料で制限なく使えるのが最大の魅力だと思います。

Ulysses

ブログの下書きに使います。

ダークモードにすると集中できます。
何よりもWordPressとの相性が良く、そのまま転送できます。

先日の記事メニューインとヨガ【楽器を持たない練習法と呼吸法】のアウトラインはこんな感じです。

こちらは有料です。
似たものとして、あとで紹介するSimplenoteがあります。私も、WordPressを始めるまでは、Simplenoteを使っていました。

WordPress

ブログやホームページの定番のオープンソースソフトウェアです。
世の中のウェブサイトの3分の1はこれを使っています。

ブログでの用途は、最終調整と公開です。

アイキャッチ画像をつけたり、改行やスペースの調整などをします。
最終的に公開するのも、このページでなければできません。

昨日の記事フィッシャー=ディースカウが暗記しようとした唯一の専門書【フランツィスカ・マルティーンセン=ローマン『歌唱芸術のすべて』】での作業はこんな感じです。

影響を受けた人

影響を受けたのは以下の方々です。
順に紹介します。

  • 千葉雅也さん
  • Tak. さん
  • 倉下さん
  • Sangminさん

千葉雅也さん

著作やツイートから多大な影響を受けています。
また、執筆ツールに関しては、Tak.さんと倉下忠憲さんの影響が大きいようです。

『勉強の哲学』が有名ですが、最近は小説家でもあります。

Tak. さん

Kindleのが面白いです。

例えば、『アウトライン・プロセッシングLIFE: アウトライナーで書く「生活」と「人生」』は、アウトラインと人生を結びつけた面白い内容です。

ツイートも日々の執筆過程などが書かれていて有益です。

倉下忠憲さん

最近はnoteが充実しています。

『「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門 』という本も面白いです。

このブログで紹介したポモドーロテクニックも紹介されています。

Sangminさん

以下で説明するRoam Researchを広めていらっしゃいます。

以前書いた記事は、Sangminさんのツイートをきっかけに書きました。

その他の愛用ソフト

ブログではあまり用いないものの、普段使っているツールの紹介です。

Roam Research

最近出た新しいツールです
2020年4月25日に出会って、それから毎日使っています。

自分の中でウィキペディアを作るような感覚でハマってます。

こちらは日常の思考や、有益なツイートやブログ記事のコピペ、レッスンのメモなどを書きます。

カッコ内をクリックするとそのページに飛べるのですが、ウィキペディアでどんどん違うページに飛んでいくような感覚です。

とある1日のページの一部です。
基本的に、デイリーページに書いていきます。

Workflowly

保存しておきたいURLなどを貼っています。

昔はかなり使っていましたが、Daynalistがメインになりました。
有料でないと無制限に使えないからです。

stone

滅多にないですが、小説とか詩を書く時に気持ちが良いです。
価格は3000円です。

Simplenote

スマホとの同期が早く、無料なのでちょっとしたメモに便利です。
コンサートのMCや、曲順などのメモが多いです。

Scrivener

大きい文書を管理するのに便利です。価格は5000円ほど。
こちらは論文を書く時に使ってます。

連載などがあれば使う予定です(笑)。

演奏と似ている部分

このような感じでかなり使い分けてます。

この使い分けは、同じ曲を色々な環境で弾く感覚に近いです。

  • 家で弾く感覚
  • スタジオAで弾く感覚
  • スタジオB で弾く感覚
  • ホールAで弾く感覚
  • ホールBで弾く感覚

弾く場所が違うと、新しいことが見えてきたりしますよね。

同じように、別の媒体を通すと、新しい視点でみることができます。
その感覚に似ています。

まとめ

さらに高性能のアプリが出たら飛びつきますので、日々変わるかとは思いますが、ここで紹介したものはどれも便利です。

演奏家の皆様にとっては、かなりマニアックな話だったと思います。

でも今後は、演奏家にも言語化能力が求められる時代になるのではないかと思う今日この頃です。

ぜひ参考にしてみてください。