【毎日更新50日達成】更新は2日に1回程度へ(わりと人気だった記事まとめ)
今日から8月になりました。
計算していたわけではないのですが、昨日の記事で毎日更新50記事を達成しました(今日は51記事目)。
つまり、7月が終わるのと同時に、50記事書き上げました。
これを機に、毎日更新は一旦中断します。
今回はその理由や感想などです。
毎日更新を一旦中断する理由
理由は主に以下の3つです。
- まずはある程度の記事数を溜めることが目標だった
- 本番や稽古も増えてきた
- 他にやりたいこともある
一つずつ書きます。
まずはある程度の記事数を溜めることが目標だった
1つの記事を読んだら、「これもある」「これもある」みたいに回遊できるサイトを作るのがまずは目標でした。
それなりに可能になってきたのではないかとおもいます。
本番や稽古も増えてきた
本来は今の時期は、まるまる仕事がありました。
せっかくなので、その分何かしたいというのもありました。
最近は、稽古も本番も少し戻りつつあるので、毎日はできなくなってしまいそうです。
日記のようなものなら書けるのですが、それは今やりたいことではないかな、という感じです。
他にやりたいこともある
最近流行りのプラットフォームであるnoteにも書きたいと思ってます。
ブログのリライトか、エッセイ風のものか。
理由はSEOに強いからです。検索に引っかかりやすいということです。
ブログを始める時に、noteにするかブログにするかで散々迷いました。
ですが、noteというプラットフォームもいつかは流行を終えると思ったので、ブログにしました。
とはいえ、noteは有料で記事もかけますし良いですよね。
それから秋にはまた新しい論文を書く予定です。
モーツァルトのレチタティーヴォに関するものです。
50日続けてみた所感
- アウトプットにも慣れてきた
- Twitterのフォロワーさんとの交流が増えた
- ありがたいお言葉を数々いただいた
アウトプットにも慣れてきた
さすがに毎日更新してたら、慣れてきました。
歯磨きするように、とまではいきませんが…
日常の生活をしていても、「あ、これブログで書こう」というような思考になりました。
アウトプットについては、こちらの記事が面白いです。
アウトプットする=物作りをすると、健康のためにもなる
というお話。
千葉雅也さん「制作と生活」――『自分の薬をつくる』書評②|晶文社
坂口恭平さん、というか、同い年でもあり、まだお会いしたことがないけれど、奇妙な、というか正直に言えばどことなく「居心地の悪い親近感」を感じている人物なので、許可はいただいていないが、おずおず坂口くんと呼ばせていただきたいのだが、坂口くんの新刊『自分の薬をつくる』の書評をご本人から依頼された。これは坂口くんが自らの心身をやりくりしているメソッドを応用して人々を悩みから解放する、というワークショップの記録である。そのやりとりには随所に坂口くんらしさ——と僕には思われるもの——が表れているが、申し訳ないことに、その個々のケースを読むのはちょっとツラくて、というのは、そこで例示される悩みがフ
Twitterのフォロワーさんとの交流
フォロワーが増えた
フォロワーは、ブログを始めるまでは180人くらいでした。
それもそのはず。
2019年は1年間で合計7ツイートしかしていませんでしたww
それが、周りの人と比べたら少ないですが、440人ほどには増えました。
次コンサートに来てくれる「可能性」のある人がこれだけ増えたと思えばかなりプラスです。
でも残念ながら、そんな簡単な話ではないですね。
フォロワーさんとの交流も増えた
SNSでわりと積極的にコミュニケーションするようにしました。
というのも自粛が求められる2020年、ほぼ全てのコニュニケーションがネット上にあると言っても過言ではないような状況だ(った)からです。
フォロワーさんとの交流も増えて、クラシックが好きな人がこんなにいることを嬉しく思いました。
SNS上でリートやオペラの話ができるのは、とても新鮮です。
ありがたいお言葉を数々いただいた
ありがたいお言葉もいくつかいただきました。
名前は伏せて引用させていただきます。
「同級生の健ちゃんの素敵な記事。励みになります。」
「この記事は、彼の書いたシューベルト演奏についての文章を、その演奏家の録音とともに味わえる良記事。」
「すごく勉強になり、自分の歌にも活かしていきたいと思いました!!ありがとうございます😊」
「楽理科の後輩で、現在も研究を続けながらコレペティとして大活躍の高橋健介くんのブログが大変面白く、為になります。沢山の方に読んで欲しい!!今後も更新楽しみにしています!!!!!」
「素晴らしいブログを見つけて元気になってきた♪」
「そしていつもながら高橋くんのクリアな文章!!すごいなぁ。。。」
「彼の文章はとても面白い!そしてこのブログ…かなり価値のある内容ばかりです。音楽の好きな方、また学んでる方にも是非お勧め。」
私のブログに貼った動画によって「心が洗われた……これが明日の練習のための小さなやる気になった / Twitterありがとう」と書いてくださった方もいました。
YouTubeにあげた動画についても嬉しいコメントいただきました。
「この動画、歌曲ファンもピアノファンも音楽ファンも聴いてほしいです!ピアノだけで歌声が聞こえるかのようです。」
音楽家向けのブログを書く時に気をつけていること
- 音楽家は、基本的に文章を読むのが苦手という前提
- 引用多め
音楽家は、基本的に文章を読むのが苦手という前提
音楽家(特に演奏家)は、基本的に文章を読むのが苦手、という前提で書いていました。
私も本番が続いていると、長い文なんてなかなか読む気にはならない時があります。
そのため、レイアウトは徐々に凝りました。
改行の位置から、見出しの付け方まで。
これらは文章を書く上で本質的な問題ではないですが、かなり重要でもあります。
引用多め
私自身、まだ何者にもなっていないので、何者かになっている人の引用は多く入れました。
音楽家の巨匠や、有名な作家などです。
そのほうが説得力が増すからです。
キンコン西野さんの言葉を借りれば、現代は「機能検索から人検索の時代」です。
同じことを言っても、誰が言うかによって価値は違います。
あ、また引用しました。
書く力の必要性
やはり書く力の必要性は感じました。
もちろんこれからは「動画」の時代になるでしょう。
しかしその根底には、書く力が必要なのではないかと思っています。
株式会社WORDS代表取締役で、『メモの魔力』(前田裕二)などの編集を担当した竹村俊助さんの記事です。
「書く力」は新しい時代の武器である|竹村俊助/編集者|note
書くたびに人生は「上方修正」される いま「書く」場面はめちゃくちゃ増えています。 これまで、人生のなかで「書く」という機会はそこまで多くなかったかもしれません。書類を書くときや履歴書を書くときに気合いを入れればよかった。書くことを避けていても、なんとかなってきました。 しかしこういう時代になり、遠隔でコミュニケーションをとるようになると「歩く」「座る」「話す」といった行動と同じレベルで「書く」必要が出てきました。 日々TwitterやLINEを使い、仕事ではメッセンジャーやSlackなどを使います。息をするように「書く」という場面が多くなった。これからは「書くことが得意な人だ
最近出た本も面白いです。
まとめ
今後も、毎日は更新できないと思いますが、更新は続けていきます。
本番の量によっても変動するかとは思いますが、8月は15記事くらいは書きたいと思ってます。
最後に、わりと人気だった記事をまとめておきます。
わりと人気だった記事
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高橋健介 KENSUKE TAKAHASHI Official Website
ピアニスト 高橋健介の公式ウェブサイトです。埼玉県出身。大宮光陵高校音楽科ピアノ専攻卒業。東京藝術大学楽理科を首席で卒業。同大学大学院音楽研究科音楽学専攻修了。在学中、同声会賞、アカンサス音楽賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。日本声楽家協会講師、二期会研修所ピアニスト。